
ここ数年、いわゆる“MUSIC LEGEND”なる方々の
訃報が届くことが多くなってきているような気がします、、
そのような年代になってきているんだろうとは思うのですが
やっぱりそんなお知らせをみると、
悲しくなったり、寂しい気持ちになります。
特に大好きな思い入れのあるミュージシャンだったりすると
その人の“音楽”という、残してくれたものが本当に大きいですよね。
グラミーのお客様の世代的にも多大なる影響を与えたであろう、
二人のミュージシャンが旅立ちました。
世界3大ギタリストの一人、Jeff Beck(ジェフ・ベック)。
Stevie Wonder(スティービー・ワンダー)の“Superstition(迷信)”
この曲はもともと、スティービーのアルバム『Talking Book(1972)』の
セッションに参加したジェフ・ベックへ
お礼のために書いた曲だった・・・というのをだいぶ後で知りました。
追悼の意をこめて、スティービーと一緒に演奏しているライブ映像と、
ジェフ・ベックversionの“Superstition(迷信)”を。
ちなみにこの音源の
ギターの歪みといい、キメのブレイクも
ジュンマスターが70年代にフィリピンバンドをやっていた頃の
Superstitionの演奏に限りなく近い音だったので、さらにグッときます・・・。

そして、もうひとり。
YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)のメンバーであり、
ドラマー、音楽プロデューサー... etc.
多岐に渡る活動をされていた高橋幸宏さん。
日曜日の朝、SNSで流れて来るニュースとともに
高橋幸宏さんを偲ぶたくさんの演奏動画やエピソードを目にして、
目が釘づけになった動画がありました。
とってもおもしろくて、とってもかっこいい3人の姿でした。
本当は2013年の“No Nukes”というライブで、サポートメンバーを入れずに3人だけで
『RYDEEN』を演奏しているのがめちゃめちゃかっこよくて、
その映像を探していたのですが見つからず、、、
とにかく3人だけで演奏しているのが見たくて、見つけたのがこちらでした。
“どてら”着てるのが笑いそうになってしまうのに、
これが大人の余裕というか、ギャップがすごすぎて。
楽器を弾き出したらいっぺんにYMOの世界。そして演奏がかっこよすぎる・・・。
この『RYDEEN』は高橋幸宏さんが作ったYMOの代表曲のひとつ。
リアルタイムではないので語れるほどのエピソードはないけど、
この曲だけは強烈に覚えていたなぁ。
(小学校の時に体育の授業でこの曲をテープで延々と流し
体育館の中を何周も走らされた記憶・・・そんなファンキーな担任の先生のおかげ)
テクノというジャンルの中で、電子音に囲まれながら
“ジャストな生のビート”を刻む幸宏さんのドラミング。
この3人の音が、世界に誇るJAPANESE TECHNO SOUND。すごいなぁ。
LEGENDと言われる方達について、
私が書けることはほんの砂粒ぐらいですが💦
いまあらためて聴きなおしている方も多いのでは。
当時を思い出したり、新たな発見もあったり。
これが“音楽のおもしろい旅”なのかも。
Jumi